おしゃれオフィスはこうやって作ろう!西海岸風オフィスデザイン6つのコツ
記事作成日:[May 31, 2018]
/
記事更新日:[June 12, 2018]
BY Noriko Yamamoto
これまでにWorker's Resrotでもたくさん取り上げてきましたが、
ポイントその1:可能な限りオープンで開放的に
シリコンバレーやサンフランシスコにはフロアを開放的に利用して
ポイントその2:レンガ調の仕上げにしよう
それでも向こう側が見えない壁を建てたい場合には、
ポイントその3:天井はスケルトンに
日本では通常、
ポイントその4:OAフロアは利用せず、床もありのままで
床もビルの元々の床の姿にしましょう。
ポイントその5:つぎはぎ?気にしない気にしない
照明や家具を選ぶ際には統一感を出さずに、
ポイントその6:アートや飾りつけをしよう
ここまできたら、最後の仕上げです。
いかがでしょう?ご紹介した6つのポイントを実行すると、
西海岸風オフィスのデザインには訳があった
そんな西海岸のおしゃれなオフィス。
・基本的に居抜き
米国のオフィス契約は基本的に居抜き仕様になっています。
・OAフロアは標準仕様ではない
日本のオフィスビルでは標準的になりつつある、OAフロア(
・プラン変更のハードルが日本より高い
日本でも建物を建てる際や大規模な改修が伴う際には、
・一年通して安定している気候
アメリカ西海岸の気候はとても快適です。冬では5〜13℃、夏で13〜23℃と一年通して気温差も少なくとても安定しています。そのため寒暖の激しい地域と比べると、大げさな空調や冷暖房機器そして断熱処理も必要ありません。通常部屋の体積が大きくなると、その分冷房や暖房のパワーが必要になり電力も消費します。そのため日本では天井をスケルトンにする際に、その点を気にかける企業やビルオーナーも多くいます。しかし西海岸では安定した気候のおかげでそこまで冷暖房に対する負荷を気にする必要がなく、外壁においても特別な断熱処理をせずに、そのままレンガ壁を内装として利用しているケースが多く見受けられます。
大切なのは制約や条件もポジティブにとらえること
西海岸のオフィスが「西海岸のイケてるスタートアップのオフィス=イケてるデザイン」なのではなく、色々な制約や条件がある中で、費用対効果を考えながら創意工夫された結果であるとご理解頂けたのではないでしょうか。大切なのはどのようなことも前向きに捉え、自分達のより良い働き方や環境作りに取り組んでいくこと。そのマインドが多くのスタートアップを生み出し、成功へ導いていのかもしれませんね。
この記事の執筆者
Noriko Yamamoto フロンティアコンサルティングの設計デザイン部で働きながら、家庭との両立を模索している30代。誰もが長く楽しく働けるオフィスを提供すべく、日々リサーチしている。