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WEB会議ヘビーユーザーが紹介する!無料から使えるWEB会議ツールと2018年最新事情。

[May 02, 2018] BY Noriko Yamamoto

インターネット環境の発展により、近年の働き方も激変。リモートワークはもちろん、国内外の拠点メンバーとの共同作業など、WEB会議ツールを使用したオンラインミーティングを行う機会が各段に増えたのではないでしょうか。

数年前までWEB会議ツールと言えば、SkypeやGoogoleハングアウトを思い浮かべた人が多かったと思います。しかし現在では ユーザーの様々な悩みを解決するべく、多くの企業が開発にしのぎを削っています。そこで今回は、月間30回以上のオンラインミーティングをこなす私から、無料で始められるWEB会議ツールをご紹介していこうと思います。色々なツールを比較検討したいという方向けに比較表も作成してみたので、あわせてご覧になってください。

関連記事:日本でもイノベーションが起きること間違いなし? オンラインホワイトボード「RealtimeBoard」

無料で使えるオンライン会議ツール、それぞれの特徴と比較

Skype・Googleハングアウト・Zoom・appear.in・ChatWorkを比較。各社の無料版における基本機能と特徴をまとめました。

Skype

Microsoftが提供しているメッセンジャーアプリ。Windows10に標準搭載されています。2017年10月にUI (ユーザーインターフェイスの略。コンピュータやスマホの画面に表示されるメニューや文字、製品でいうと外観のデザイン。ユーザーの視覚に触れるものをいう)が一新され、より直感的に使いやすくなりました。インスタントメッセージの通訳機能(50以上の言語サポート)・通話時の翻訳機能(12の言語サポート)があり、国をまたいでのコミュニケーション機能が充実しています。Skype for Businessでは、資生堂が日本マイクロソフト協力のもとオンライン会議中 の画面に表示される顔に、自動でメイクや顔色補正を行うアプリ「TeleBeauty」を開発。女性の活躍を応援し、楽しみながら仕事を続けてもらうことを狙いとしています。

Googleハングアウト

Googleが提供しているメッセンジャーアプリ。Androidに標準搭載されています。メールやカレンダー、マップなど、 Googleが提供している他サービスとの互換性が高いため、Googleアカウントをお持ちの方や、社用メールブラウザがGoogleの方には非常に手軽なツールです。また、GoogleDocsと連携しているため、ドキュメントの共有も簡単に行えます。

Zoom

2011年創業 カリフォルニア州サンノゼを拠点にする企業発のサービス。URLをクリックするだけでミーティングに参加できる手軽さや、接続の安定性が人気。Zoomの特徴は何と言っても、画面共有機能を進化させた

・オンラインホワイトボード機能

・リモートコントロールでのアプリケーション操作機能

が無料で使用できる点です。双方同時にメモの書き込みができることで、ミーティングの理解度がさらに深まります。図面を画面共有しながら、さらに手書きでマークをつけて説明することができる ため、個人的にイチオシのツールです。

オンラインホワイトボード機能

appear.in

ノルウェーの大手通信会社Telenorが提供しているサービス。URLを相手に送るだけでオンライン会議が可能で、アカウント取得やアプリダウンロード等は一切不要。オンライン会議に特化した、非常にシンプルなツールです。通信会社発のサービスだけに、接続も安定しておりノンストレス。オンライン会議をする相手が不特定多数にわたる場合、会議が1回きりの相手が多い場合などに活用できるのではないでしょうか。

ChatWork

導入企業が170,000社を超える、日本発の企業用コミュニケーションツール。グループチャットがスレッド形式で表示され、プロジェクトごとの情報共有が行いやすいツールです。オンライン会議はコミュニケーション手段のひとつとして使用し、メッセージやファイル共有と合わせて活用することで、より情報共有がスムーズになります。日本発のツールが今後どこまでシェアを伸ばせるか注目です。

さて、ここまでにご紹介した5つのWEB会議ツールの比較表です。実際の利用を通した個人的な見解で、ネット環境によって異なることもあるので、ご参考にご覧ください。

自分たちの利用状況も調べてみた

国内・海外ともに拠点を持つ私達も、WEB会議ツールの使用頻度が年々上がっています。そこで、利用状況や、ツールにどのような点を期待しているか、社内でアンケート調査を行いました。

Q1.WEB会議時、どのツールを使用したことがありますか?

Q2.WEB会議ツールの選択にどのような点を重視しますか?

Q3.WEB会議ツール利用時のコミュニケーション相手は誰ですか?

現在の使用ツールとしては以前から継続利用しているSkypeとGoogleハングアウトが多くの割合を占めます。その他のツールに関してはほとんど認知されておらず自主的に調べた社員が個人的に使用している印象です。重視する点としては、一番に接続の安定性、その次に導入の手間のなさやUIのわかりやすがが多くの支持を集めています。

関連記事:リモートワークで母親たちが働ける社会に – スタートアップ企業PowerToFlyの取り組み

新しい取り組み ”Continuum”

リモートワークが浸透し、メンバーが離れた場所で働くことが当たり前になりつつある中、新しい取り組みとして、元Googleのエンジニアらが中心となって始めた技術プロジェクト”Continuum” があります。”Continuum“とは、擬似的に空間を繋げる技術や利用シーンに応じた支援機能を開発し、離れた場所にいるメンバー同士が同じ部屋にいるかのように自然体で会話をし、つながることのできる未来を実現するためのプロジェクトです。

オンライン会議時だけでなく、業務中もずっとメンバーが自然につながることができれば、メンバーそれぞれが好きな場所で働きながらも、生産性の高いチームワークが実現できるのではないでしょうか。

選ぶ時代から使いこなす柔軟さが求められる時代へ

これまでは社内での利用が多かったWEB会議ツール。導入においても社内を想定した検討が多かったと思います。しかし音質や使い勝手の向上にともない、最近では社外とのコミュニケーションに利用するケースも増えています。今後は自分が慣れ親しんだツール以外に、クライアントやパートナーの都合に合わせて異なるツールを使い別ける柔軟さが、ユーザーにも求められるでしょう。

すでに企業の中には、指定のツールを設けずツールの選定を各個人に任せているところもあります。便利なツールが世界中から絶えず発信され続けている今日、ひとつのツールを長期利用することにこだわらず、その都度各自の業務に最もフィットするツールを探す力が必要になりそうです。

関連記事:【オフィスのIT化】2018年のトレンドを探る

(本記事で紹介したWEB会議システム)

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この記事を書いた人

Noriko Yamamotoフロンティアコンサルティングの設計デザイン部で働きながら、家庭との両立を模索している30代。誰もが長く楽しく働けるオフィスを提供すべく、日々リサーチしている。

    

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