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マップで解説 健康経営に役立つオフィスサービスまとめ【2019年版】

[October 08, 2019] BY Hiroto Matsuno

働き方改革の主要テーマの1つ「生産性の向上」に向けて、経営視点で社員の健康管理を行う「健康経営」が注目を集めている。しかし、健康経営を実践したいがどのように取り組めば良いのかわからない、という企業は多いのではないだろうか。実際、東京商工会議所が2019年1月に発表した「健康経営に関する実態調査」では、健康経営を実践するにあたり「指標がない」「ノウハウがない」といった課題が挙がっていた。

また、昨今では健康経営を導入したいという企業ニーズに対して多くのオフィス向けサービスが提供されている。そのこともまた、健康経営を実践する上で混乱をもたらす要因の1つになっているだろう。

そこで、今回の記事では増加するオフィス向けサービスをマップ上で10カテゴリーに分類し、整理した。健康経営の実践に動く企業の参考になればと思う。

カテゴリ「お菓子」

このカテゴリでは、社内で気軽に手に取ることができるお菓子を提供するサービスを紹介。さらにサービスをそれぞれのオフィス内にお菓子・ドリンクの販売スペースを設置する「お菓子・ドリンク」とお菓子を箱単位で販売する「お菓子BOX」の2つに分類した。

「お菓子・ドリンク」

仕事で一息つきたいときや小腹が空いたとき、社員同士のコミュニケーションのきっかけ作りとして利用されることが多い。また、社内にお菓子・ドリンクを手軽に購入できるスペースがあることでオフィスの外に買いに出るなどの手間を省くこともできる。ちょっとした休憩時間の充実を図りたい方は導入してみてはいかがだろうか。

オフィスグリコ
設置料が無料で導入費用を抑えることができ、グリコのお菓子だけでなくドリンクやアイスなどのサービスも充実している。また、人数に応じた導入イメージを紹介しており、オフィスの規模を問わず導入することができる。

無人コンビニ600
LINEなどのチャットツールで欲しい商品をリクエストすることができ、3,000種以上の商品から自社オフィスに適したカスタマイズができる。また、クレジットカードにも対応しており、キャッシュレスで簡単に決済ができる。

mini CAFÉ
神奈川県と東京都にサービスを展開しており、低コストで導入できる点や設置スペースのコンパクトさなどが特徴。HPには交通系ICの決済方法を動画で紹介している。

オフィスファミマ
段ボール一個分程のスペースがあれば導入が可能で、一台当たり30~40商品を設置できる。コンビニエンスストアの楽しみと利便性をオフィス内で体感できる。

Coke mini
50cm四方のスペースがあれば設置できる小型クーラーを使った飲み物提供サービス。コカ·コーラ社製品の飲み物ラインナップから7品選んでオフィスに常時置くことができる。決済はスマホアプリとQRコードで完全にキャッシュレス化。現在東京都内と名古屋駅周辺でサービス展開中。

「お菓子BOX 」

健康経営のサービスとは少し異なるが、取引先の上場祝いや社内イベントの際に利用されることが多い。社内に常備するお菓子ではなく、イベントやお祝いの品として利用してみるとおもしろい。

OYATOOL
300社以上の導入実績があり、お菓子BOXは豊富なデザインを備えている。また、年間100箱からの注文で自社のオリジナルBOXを作ることができ、広告塔としての役割も期待できる。よしもと芸人がおやつを届けるというコラボレーションも行っており、ユニークなサービスが魅力。

カテゴリ「食事提供」

オフィスへ食事を提供しているサービスは、全カテゴリの中で最も乱立していた。そこで、「食事提供」のカテゴリ内では以下の3つに分類することで整理した。

ストック型:栄養価の高い保存食や冷凍食品・お弁当をオフィス内に常備するサービス
朝食:スムージーやシリアルなどをオフィス内で手軽に楽しめるサービス
デリバリー:食事のデリバリーに特化したサービス

「ストック型」

忙しく食事の時間を確保できないビジネスパーソンでも、オフィスでいつでも栄養価の高い食事ができるのが魅力なサービス。食事を通して社員同士のコミュニケーションを活性化させ、従業員満足度の向上にもつなげることができる。また、食品を自宅に持ち帰ることもでき、福利厚生としてアピールしやすいサービスである。

オフィスおかん
1品100円という低価格で栄養価の高いお惣菜などを購入でき、利便性が高い。導入実績はすでに1500社を超え、多くのオフィスで活用が進む。

OFFICE DE YASAI
季節に合わせた国産野菜やフルーツを提供する「オフィスでやさい」プランと、無添加・国産食材にこだわったお惣菜やごはん・野菜ジュースを提供する「オフィスでごはん」プランで、社員の不足しがちな栄養素をカバーする。

TAVENAL
デスクワークが中心の運動量の少ないビジネスパーソンに向けて、カロリーや糖質、塩分を抑えたお弁当を提供する「Fit Food Biz Lite」に加え、企業や従業員の健康意識や行動を見える化するウェルネスチェックや、健康セミナーの開催などのサービスも提供する。

Bento.jp DAILY
普段の食生活では不足しがちな野菜やお肉、魚をバランスよく摂取することができ、理想とされる1日の摂取量の1/3〜1/2をお弁当で補給できる。栄養価計算でカロリーと糖質、脂質は抑えられているので、お腹いっぱい食べてもヘルシーなのも魅力。

オフィス・シュガーレディー 
化学的合成添加物を使用せず、素材や調味料までこだわった商品を1品200円で購入することができ、利便性が高い。冷凍庫と電子レンジを置けるスペースがあれば導入が可能で手間がかからないことも魅力。

PAN FOR YOU OFFICE
百貨店に選ばれるクオリティのパンをワンコインで楽しむことができる。独自の冷凍技術でパンの風味を落とさずに保存することができ、忙しい時や残業時などいつでもパンを楽しむことができる。

HenoHeno
ロスになるはずだった高級フルーツを冷凍してオフィスに届けているので、楽しみながらフードロスの削減に協力できる。また、不足しがちな栄養素も果物から摂取することができ、社内でのコミュニケーションのきっかけにもなる。

「朝食」

働く人の「朝食食べない問題」を解決するために、朝食提供サービスに注目が集まっている。朝自宅で朝食を摂る時間を十分に確保できないビジネスパーソンにとって、オフィスで手軽に食すことのできるシリアルやスムージーは高い需要がある。また、食習慣を整えることで社員のヘルスリテラシーを高めるきっかけを作ることができる。

オフィス ケロッグ 
限られた時間の中で朝食を摂り、なおかつ健康面にも配慮した食事に気をつけたいというニーズを満たせるシリアルをオフィスで手軽に食べられるサービス。パンやご飯に比べ、栄養素が高い点が売り。長期間の常温保存が可能なため廃棄ロスの心配もなく、無駄なコストを抑えられる。

参考記事:ケロッグが取り組む「働く人の朝食改革」

KIRIN naturals
「健康=飲みやすい」というコンセプトのもとオフィスで手軽に飲めるスムージーを提供する。不足しがちな野菜や果物を補うほかに「健康的な食べ物・飲み物=独特な味」というイメージを払拭していく。また、サービスに含まれる健康セミナーは複数の企業と提携しているのが特徴的で、従業員のヘルスリテラシーの向上を促している。

参考記事:KIRINのスムージー「KIRIN naturals」が導く健康経営

「デリバリー」

健康経営とは少し離れるが、オフィスに食事を届けるデリバリーサービスも充実しつつある。民間サービスではUber Eatsが有名だが、働く人の「ランチ難民問題」を解決するためのサービスもいくつか存在する。

シャショクラブ
「手軽に安くお弁当をオフィスに」がコンセプト。前日17時までに注文することで、翌日の11時45分にお弁当が届く。

シャショクル
有名店のお弁当から低価格のお弁当まで幅広く注文することができる。1日20食からの導入も可能で、社員数数十人規模の企業でもオフィスの空きスペースを使って社員食堂として活用できる

CLOUD MEAL
運営会社がレストランと提携しており、提携店の料理をオフィスで楽しめる。一般の社員食堂のように社員自身がメニューをカスタマイズ可能で、なおかつ多くの提携レストランから食事を選ぶことができ、さらに届け先も指定できる点が特徴。

参考記事:スマートオーダー/デリバリーサービスで三方よし-〈オフィスワーカー・テナント・デベロッパー〉の心をつかむ「スカイファーム」

カテゴリ「ジム・フィットネス」

WHOの報告ではグローバルで運動不足が問題となっており、日本の成人の3人に1人が運動不足と言われている。そこで、運動不足を改善するためのサービスも人気の高い福利厚生の1つとして注目を集める。トレーニング環境をオフィスに導入する「ジム・トレーニング」、Iotを活用して社員に運動を促進させる「運動量計測アプリ」、精神的なリフレッシュ要素の高いヨガを取り入れたフィットネスサービス「ヨガ・フィットネス」としてそれぞれ分類した。

「ジム・トレーニング」

「平成24年年間回顧 シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブの調査報告」によると、20代から30代のフィットネスクラブの会員数は年々低下の傾向にある。スポーツジムに通う若手社会人が年々減少している中、トレーナーがオフィスに出張してトレーニングを行う機会を設けることで運動不足の改善を図っている。また、法人プランによりジム通いの社会人層を増やす取り組みも行っている。運動不足を感じている社員が多くいる場合、福利厚生の一環として導入を考えてみてもいいかもしれない。

JOYFIT
フィットネスジムの利用サービスだけでなく、歪み改善ストレッチや肩こりケア体操、首回りほぐし体操など企業に合わせたコラボレーションプログラムを用意しており、様々なニーズに対応できる。

RIZAP
トレーナーがオフィスで出張トレーニングを行い、社員の健康意識を高める。トレーニング器具などを使わず、自社の会議室やフリースペースで開催可能で、既に1000社以上の実績がある。

BODYBOSS
BODYBOSS2.0という畳一畳程のスペースで使用できる自社商品を用いたトレーニング動画を配信している。スクワットやベンチプレスといった部位別トレーニング動画や男女別ワークアウトプログラム動画など、豊富なコンテンツを揃える。また、2週間の無料レンタルサービスと1名~20名の規模で出張オリエンテーションを開催しており、導入する前にサービスを体験することができる。

「運動量計測アプリ」

歩数計やアップルウォッチなどと連携することで、自身の運動量を数値化して確認できる。チームを組み、社内のランキングを競うサービスもあり、社内コミュニケーションも活発になる。

CiRQLE
アップルウォッチを活用して一日の活動量を計測し、ポイント化して管理できるアプリ。アプリ内にチームをいくつでも作成でき、個人は最大3チームまで所属できる。個人のポイントはそれぞれのチームでランキング化され、順位を競うことでモチベーションを上げることができ、コミュニケーションのきっかけとなる。

RenoBody
スマートフォン用歩数計アプリ「RenoBody」を用いてウォーキングイベントを開催できる。個人や部署間の歩数ランキングはもちろん、「N-system」活動評価レポートにより、病気予防度を「健康スコア」で確認できる。イベント終了後も一日8,000歩歩くことで1WAON POINTを貯めることができ、モチベーションを落とさず継続できる。

「ヨガ・フィットネス」

一定の広さがあるスペースさえあれば取り組むことができるヨガは、オフィスで行うフィットネスとして適している。また、ヨガには瞑想の要素もあり、ストレス解消やリラックス効果など精神的な作用も期待されている。

OFFICE YOGA
インストラクター1人につき最大30名まで参加できる。限られたスペースでも対応しており、スケジュールも柔軟に設定できる。英語対応可能なインストラクターが所属しており、英語を学びたいグループや団体におすすめ。

yoggy inc. 
合格率20%の厳しいオーディションを通過したインストラクターが質の高い指導を提供する。ヨガマットを使用したメニューだけでなく、着替えなしで行えるチェアヨガや、昨今ニーズが高いマインドフルネス瞑想など、様々なプログラムに対応できる。

カテゴリ「社内BGM」

音楽にはメンタルヘルスの効果があると言われており、ストレスを抱えやすい働く人々の癒しとして期待されている。またオフィスに適した音響環境の設定は空間設計の観点から働きやすい環境作りにおいて重要な要素の1つ。不要な雑音をかき消す「マスキング効果」などを活用すれば、社員の集中力を高める効果も期待できる。

SOUND DESIGN
USENが提供するオフィス専用BGM。唾液コレチゾール値の測定からストレスチェックを行うなど、音楽の効果について科学的な知見を有している。

KooNe
録音した高音質な森・川・波などの自然音を壁などに乱反射させる間接音響の技術を駆使して、自然環境を忠実に再現し、社員の集中力向上やストレス低減の効果を引き出す。

カテゴリ「香り・アロマ」

リラックスしたいときや集中したいときなど、自分の気持ちを切り替えるときに用いるツールとして、香りや嗅覚の活用が注目され始めている。嗅覚は視覚や聴覚と違い、得られた情報を考えて理解するというプロセスを通さずに、感情や本能を司る大脳辺縁系に直接信号を送る。この脳の構造を活用し、働く人の集中力やリラックスのスイッチ切り替えを効果的に行うために大きな期待がかかるのがこの香りの分野だ。

またストレスの少ない職場環境を整えるという点では、体臭や口臭のケアも必須。実際に体臭・口臭を数値化するデバイス開発が進んでいる。コニカミノルタが実施したアンケートでは自身のニオイを知りたいという人は全体の7割を占めており、自身のニオイに対して不安や悩みを抱く人は少なくない。職場における他人の身だしなしで最も問題視されるこの課題に対し、社員が自らにおいを数値として把握し対策してもらうようにすることで、よりストレス少なく働ける環境を作り出すことができる。

香りや嗅覚を活用して快適なオフィスを生み出したいという方は、これらのサービスを活用してみてはいかがだろうか。

Kunkun body
本体とスマホアプリを連動することで、くちのニオイとからだのニオイを測定できる。測定結果に応じてニオイの知識や解決策を掲載しているメディア「ニオイACADEMY」からおすすめのコラムを紹介してくれる。

参考記事:オフィスにおける最大の課題「他人の体臭・口臭問題」に取り組むKunkun body

@aroma
香りの原点は自然そのものであるという信念のもと、アロマ製品の開発からアロマ空間のプロデュースを手掛ける。3,000箇所以上の施設に導入される人気なアロマを提供している。

AROMASTIC
周囲への影響を気にせず香りを楽しむことができる手のひらサイズのアロマ。好きな香りは十人十色であるため、自分好みの香りをカスタマイズできることも魅力。ビジネスシーンだけでなく、自宅でリラックスしたいときや勉強時での切り替えなどシチュエーションに合わせて香りを楽しめる。

参考記事:嗅覚が働くシーンの切り替えスイッチに – AROMASTIC (TM)開発者・藤田修二さんインタビュー

カテゴリ「植物」

緑豊かな植物を取り入れた「バイオフィリックオフィス」が世界的なトレンドとなっており、日本でも注目を集めている。しかし、導入にはランニングコストがかかるという点や効果が目に見えにくいとして導入に二の足を踏むオフィス担当者も多い。そこで実証実験結果の収集が進められており、例えばそこで、Interface社による2015年の調査では、自然を感じるオフィスで働く従業員はそうでない人に比べ、幸福度や生産性、創造性が向上したという結果を発表している。国内ではコモレビズが科学的根拠に基づいた緑化オフィスの運用を提唱しており、日本でも身近に緑を感じるオフィス環境が社員の健康を維持する重要な要素として定着していくだろう。

「レンタルグリーン」

豊富なラインナップから企業が希望する植物を選択できるのはもちろんのこと、各企業のオフィス空間に合わせたおすすめの植物の提案やコーディネートも行う。植物のケアサービスもついているため、扱いに慣れていない担当者でも気軽に導入しやすい。オフィス空間に特化、または豊富な実績のあるサービスのみを厳選。

ユニバーサル園芸社

創業から50年以上、約10,000社の実績が強み。園芸装飾技能士1級取得者などのグリーンコーディネーターが空間に合わせた提案を行う。

parkERs

青山フラワーマーケットを運営するパーク・コーポレーションの空間デザイン事業部として、グリーンを活かした空間デザインやコンサルティングを行う。空間設計のプロと植物のプロがそれぞれの専門性を持ち寄り、「公園のようなやすらぎやここちよさ」を提供。洗練された緑化デザインが特徴的。

GOOD GREEN
無料お試し期間があり、導入ハードルを下げながらレンタルグリーンを実感することができる。さらに、高さ170cmを超えるグリーン、日本には出回っていない珍しい多肉食物や樹木などを扱っており、どんなニーズにも対応可能。

コモレビズ 
「エビデンスに基づいたバイオフィリックデザインの実践」とある通り、科学的な視点に基づいたオフィス緑化サービスが最大の特徴。実証実験を重ねて自然環境が人間に与える効果の見える化を行い、緑視率に基づいて室内緑化を実現。parkERsとの共同研究の実績あり。

参考記事:コモレビズが語る、バイオフィリックオフィスで学ぶべき「自然との触れ合い方」

カグクロ
観葉植物レンタルサービス。エントランスおもてなしプランやオフィススタンダードプランなど複数のプランを備えている。植物の種類はもちろん、鉢カバーもハイセンスなものが多く、お洒落な空間を楽しめる。

「祝花まとめサービス」

「本音を言うと胡蝶蘭よりも別の植物が欲しい」「贈られる植物を長期的に楽しみたい・活用したい」このような企業のニーズに対し、オフィス移転などの際に祝花の専用窓口を設置し、贈られる予算をまとめた合計予算をもとに希望する植物でオフィス緑化をサポートする。予算内に収めればコストゼロでオフィスの緑化を実践できるため、今注目が集まる。

送り手側と受け手側のニーズをマッチさせることで、双方にとって高い満足度を実現。定期的に花・植物を送ってくれるサブスクリプションプランも用意されている。空間コーディネートを合わせたサービスも多く、高いデザイン性も兼ね備える。

FLOWER COLLECT

parkERsと同じく青山フラワーマーケットのサービスだが、店頭での対応が難しい法人やウェディングなど特別な注文に完全オーダーメイドで対応する「アネックス」ブランドに入る。植物の選定やケア・処理はもちろんのこと、お祝いを送った企業のリスト共有や、その企業宛に植物の納品写真や報告書を送ってくれるなど総務に対するサポートが手厚い。

Flower Desk

花・植物のECサイトで今人気を集めるHitoHanaが運営する法人向けサービス。専任のフローリストが空間やイベントに合わせてコーディネートを行うため、各企業に合わせたデザイン性の高い緑化オフィスを実現する。企業リストの共有や納品写真・報告書の手配など総務サポートも揃う。

fleur de lys

アーティフィシャルフラワーと呼ばれる高品質な造花を扱う。インテリアとして祝花をより長期的に楽しみたい場合におすすめ。

カテゴリ「睡眠・昼寝」

株式会社ニューロスペースが2019年1月に発表した調査結果によると、日本のビジネスパーソンの約7割が睡眠に不満を抱えていることが明らかになった。また、日本企業のプレゼンティーイズム(社員が出社しても不調でパフォーマンスが十分に発揮されない問題)損失の内訳は睡眠不足が2番目に大きい損失(11%、1人あたり年間約3.4万円)となっており、企業成長や企業価値の向上においても睡眠課題が大きく影響を及ぼすことが判明している。

そこで、睡眠課題をテクノロジーで解決するSleepTech(スリープテック)事業が近年注目を集めている。また、パワーナップ(昼寝)を推奨する企業も増加しており、国内ではGMOグループなどがパワーナップスペースを導入している。

良質な睡眠から健康経営を始めたいという方は導入を考えてみてはいかがだろうか。

参考記事:増える「昼寝推奨」企業、アメリカ事例から現状を探る

EnergyPod
ニューヨークに本社を置くMetroNap社が10〜20分ほどのオフィスでのパナーナップ専用に開発したイス。人間工学に基づいた形状に、入眠と覚醒をスムーズに促すプログラムの導入、なるべくオフィスのスペースを奪わないように作られたサイズに、簡単なメンテナンスが特徴的。日本での代理店販売が今年より開始。

参考記事:昼寝を促す環境は健康経営の証 – 昼寝専用チェア「エナジーポッド」CEO取材

ニューロスペース
専用のsleepセンサーを用いた3ヶ月の睡眠習慣デザインプログラムや睡眠技術を教える集団研修プログラムなど、1人1人の睡眠習慣の改善を促す。また、パワーナップの導入に関する高い知見を有しており、質の高いサポートを提供する。

O:SLEEP
目覚まし機能を持ったアプリで睡眠傾向を学習し、体内時計に合わせた理想の睡眠時間を算出する。さらに、生活習慣をなかなか変えられない人のために2週間の睡眠チャレンジ機能を搭載しており、実践後の睡眠の変化を確認できる。

カテゴリ「マッサージ」

デスクワークなどで肩こりや首のこりに苦しむビジネスパーソンは多い。そんな従業員を抱える企業向けにオフィスで出張マッサージを行うサービスが増えている。実際に株式会社DYMや株式会社キュービックなど、福利厚生の一環として利用している事例も多く見かける。導入には大きなスペースを必要としないため、意外と侮れない身体中のこり問題対策として導入を検討してみても良いかもしれない。

カラダ会議室
9人分の施術が無料で受けられる体験プランがあり、社員の感想を聞いてから導入することができる。出張マッサージだけでなくストレッチ講習などのサービスも提供している。

オフィスGOO-it
オフィスへの出張サービスはもちろん、マラソン大会やゴルフコンペなど社内外のイベントにも対応できる。トライアルプランもあるため、社内の反響を確かめてから導入できる。

オフィスdeリラックス
訪問実績は200社を超え、導入企業の利用率は90%以上と高い人気を持つ。1年契約のため、福利厚生の一環としての文化を企業に根付かせることができる。

CHARGE
予約なしで立ち寄ることができ、10分~20分ほどで本格的な整体の施術を受けることができる。HPで待ち時間も確認でき、スケジュールに合わせて施術を受けることができる。

カテゴリ「健康診断」

年1回の健康診断では気づきにくい健康上の異変を発見できる可能性がこの健康診断サービスにある。一滴の血液から生活習慣病やがんの兆候を検査することが可能なこのサービスは、一人当たりの検査時間も短いため会社の生産性を下げずに済む。また、定期的な検査は社員の健康意識の向上にもつながる。社員の健康状態をチェックし、ケアしていくことで社員の健康管理を行っていくのは大切だ。

銀座血液検査ラボ
オフィスで簡単に血液検査を行い、アプリでその結果を確認できるサービス。採血は検査キットを使って1分程で終了するため忙しい現場でも導入しやく、1滴程の血液で済むため体への負担も少ない。年4回の実施を推奨しており、年1回の健康診断では気づけない体の変調を確認することでヘルスリテラシーを高めることができる。

カテゴリ「その他」

「その他」のカテゴリでは、4つのサービスを紹介する。

まず、「健康トータルサポート」とひとまとめにしてあるサービスは、食生活や運動習慣、睡眠習慣、エンゲージメントなど、あらゆる面から社員の健康管理を行っている。

FiNC for BUSINESSでは、社員のフィジカル面、メンタル面、エンゲージメントをそれぞれチェックし、個人に応じた情報やサポートを提供している。

Relo健康サポートアプリでは、食事や運動の習慣をグラフ化し、セルフモニタリングしていくことで社員の健康意識を高めている。また、AIによる健康アドバイス機能など、サポートも充実している。

次に、マップの左下にあるWorkciseでは、オフィスでの行動を数値化することでオフィス活動を確認することができる。一日の多くをオフィスで過ごしていても、立って仕事をする、ストレッチをする、座り方を工夫するなど、ちょっとした行動で健康活動に変えられる。屋外やスポーツジムなどで行う健康活動だけでなく、オフィスの働き方を変えることで健康増進を促すことを目指したい方に活用していただきたい。

最後に右下のYEBISU GARDEN PLACEは恵比寿ガーデンプレイスに勤めるビジネスパーソン限定の法人割引だ。施設内にある各店舗の様々なサービスを受けることができる。このように、テナントビル自体が福利厚生のサービスを提供していることがあるので、一例として紹介した。

どのカテゴリーから実践していくと良いのか?

もし読者の企業がこれから健康経営を実践し始めるという段階であれば、上に挙がるカテゴリーのどこから手をつけていいかわからないかもしれない。そのため、各社の目的に合わせてカテゴリーを選べるようにマトリクス図で比較分類した。マップの右部に身体的な健康改善サポートを行うサービス、左部に精神面での健康サポートを行うサービスを配置。また、マップ上部にはより社員同士のコミュニケーションの活性化を促すサービス、下部に個人的なリフレッシュや気持ちの切り替えを促すサービスを配置されている。「その他」はこのマトリクス図には当てはまらないとしている。

まとめ

今回の記事では健康経営を実践したい方へ向けオフィス向けサービスを紹介した。しかし、オフィスを取り巻く環境は日々変化を繰り返しているため、このカテゴリも今後変化していくことも考えられる。例えば、オフィスに自然を取り入れるグリーンレンタルサービスでは社内BGMとコラボレーションすることでより自然に近い環境を提供している。

まだまだ多くの可能性が残される健康経営への取り組みに対して、この記事が読者の皆様の参考になればと思う。

※今回作成したマップは当社独自に作成しており、サービスの網羅性や正確性を完全に担保するものではありません。
※掲載に関するお問い合わせはこちらまでご連絡ください。

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この記事を書いた人

Hiroto Matsunoフロンティアコンサルティングに入社予定の20卒の学生です。オフィスデザインや働き方など学生の視点から疑問に感じたことについて調査を行い、楽しく働いている人たちのあり方を発信していきたいと思います。

    

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